【11月】好きですと言えば盛大に眉を潜め、愛していますと言えば、俺は違うと 答える貴方。 それでも、咎めることが出来ぬ思いを言葉にして一年。貴方はいままでの貴方らしくない様で黙って聞き続けてくれた。認めてしまえば、変わっていく自分に怯える貴方に、変えてしまった自分。かすかな罪悪感と優越感がない交ぜの僕の幼さは、一年と言う差からでしょうか。もうすぐ貴方の季節がきます。初めて出逢って恋をして、罵りながら愛していた。今年の秋、僕は貴方に何を贈ればよいでしょ うね。 【11月】印象は最悪で、どうにも俺の逆鱗にばかり触れてくる。 それが今では毎日のように虫酸の走るな言葉を囁いてくる。顔がひきつりそうになっていたのに 、今ではただ受け流している。 愛していると言われても、返す言葉の見つからないの戸惑いを、もう見抜いているのだろうな。一年と7ヶ月、変わっていく自分をそろそろ受け入れなくてはいけないのか、と思うと時折辛くなる。あの男は今 年は何を贈るつもりだろうか。愛の証だと嘯いて、指にお誂え向きな銀に輝く束縛の証を寄越すのだろうか…。 そして、俺はどんな顔をして受けとればいい……。 【恋】悲しい恋を...
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